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2019-09-17 Tue 02:35

 

3連休とても充実していた。

 

 

横田基地でライブをやったり、フェスやクラブに行ったり、アトランタからの来客をおもてなししたり、いつになくフル稼働だった。

 

 

しばらく落ち込んでいて、苦しさから逃れようとして、いろんなことに挑戦していた。料理教室に行ってみたり、ボルダリングをやってみたり、古い友人に会ったり、行ったことのないカフェやお店に行ってお気に入りリストをつくったり。クラブにもたくさん足を運んだ。そのどれもが新鮮で、その間だけは忘れることができた。そしてまた闇落ちしてしまいそうになる度に新しいことを考えた。

 

 

そんな風に過ごしていたのは、前にも少し書いたが、アトランタのコリンのアドバイスのおかげだった。惨めな気持ちになって欲しくないから、平気になるまでは忙しくしていろ、と。

 

 

何かのきっかけがなければ、こんなに活動的にならなかったかもしれないので、すべての出来事、受け入れてくれた人たちに感謝している。どれも大事な経験だったと思うが、中でも海外の友達と一緒にいる時と、好きな音楽に触れている時間は格別だった。

 

 

ベストフレンドのコリンは、先月ボクがシアトルで一緒に過ごしたタイラーを訪ねている最中だ。そしてボクがこの連休で会っていたアトランタの兄弟ジェイソンとエバンスは、コリンの友達だ。ジェイソンは「うちにも泊まっていいから、いつでもアトランタに来い」と言ってくれた。もうそれだけで涙ぐみそうになる。5月に一緒に渋谷でライブしたピーターも「いつアトランタに来るんだ?ライブをブッキングするぞ」と言ってくれた。

 

 

時々、全部捨ててアメリカに行きたいと思うことがある。だが、日本にいてこそ自分の価値があるのかなとも思うので、もう少し頑張ってみようと思う。

 

 

 

 

近況など

2019-09-12 Thu 20:37

 

最近の活動などについて。

 

 

久々にアクセス数を見たらたくさんの人に見られていて、旅行記はやっぱり人気なんだということが分かった。と同時に、「この人は何者?」と思われた時に、スマホで見ている人には分かりにくいので、自己紹介がてら近況について触れておく。

 

 

ここはキーボーディスト、リューチのソロ音楽活動であるantwarpのページである。無印のantwarpは初期のバンドバージョン、antwarp 2nd floorは覆面完全ソロバージョンとして活動している。ソロのことを書く場なので、個人的な思いも多く綴っているが、それも含めて作品を公開した時に、「あの時こんなことがあって、そんなことを考えていたんだ」と楽しんでもらえればいいと思っている。

 

 

それとは別に、ファンキーでバカなバンドもやっていて、それがシャク&リハビリーズだ。ボクは飛び道具専門みたいな扱いで、基本的に変な音ばかり出している。詳細については公式のHPやツイッターがあるので、ここではあんまり扱ってこなかった。が、あまりに触れないのももったいない気がしたので、一応紹介はしておく。

 

 

今現在はantwarp 2nd floorとシャク&リハビリーズの2本立て。a2fは制作メインなので、ライブの本数はシャクリハが圧倒的に多い。その他は、たまにサポートをやったり、企画もののバンドをやったりする程度だ。

 

 

antwarpではちょっとまた新しいシリーズをやってみようかなと思ったりしている。今回のシアトル、ポートランドでの曲づくりで得たものを元に、心地よい音楽をやるシリーズがあってもいいかなと。a2fはダークさ全開でやってきたので。

 

 

シャクリハの方は11月に新しいアルバムが出るので、そちらの準備中だ。一切書いてこなかったけど、ミックスの取りまとめやら、物販制作、ZINEの制作などをやっていて、ソロでやるのと同じくらい作業したり指示を出したりしている。

 

 

そんなわけで、旅行記を読んでくれた人は、以下のミュージックビデオも見てもらえるとありがたい。シャクリハの方が気になった方はこちらへ。→ シャク&リハビリーズHP

 

 

antwarp "space flower"

 

antwarp 2nd floor 最新MV "clap your hands"

 

シャク&リハビリーズ "ジンギスカン"

 

 

 

 

Seattle Vol.5

2019-09-08 Sun 15:00

 

最終日の朝は雨。

 

 

今回の滞在で初めての雨だった。日本より涼しく、湿度も低く、日も長い。夏を快適に過ごすにはもってこいのシアトルなのに、よりによって一番荷物を持っている日に雨とは残念だった。

 

 

11時の飛行機でも3時間前に空港に必着となると8時。朝の3時間は非常に大きい。お土産もほとんど買っていなかったので、急いで空港に向かった。

 

 

海外の空港はどこも成田や羽田ほどのお土産の種類はない。街のスーパーで細かいものをいろいろ買っておけばよかったと思いながら、ブラブラ歩いた。ニルヴァーナのレーベルのSUB POPのショップが空港にあるのは意外だった。

 

 

しばらくグランジなんて聴いてないけど、レーベルロゴがかわいかったので、いくつか商品を購入した。

 

 

飛行機は往復ともデルタ航空で、すぐトイレに立てるように通路側を抑えていた。が、帰りの飛行機で問題が起きた。

 

 

隣が白人のデブ女だった。当たり前のように二人の間の肘置きに腕を置き、なんならちょっとこっちに腕が出ており、たまにボクのスペースに足を伸ばしてくる。その度にボクは体勢を変えるフリをしてガードする。肘置きの下からは、はみ出した太ももの肉が常にボクに当たっている。

 

 

こいつは一体何なんだ、少しは申し訳なさそうにしてもらいたいもんだ、と思いながら、映画を見たり寝たりしていた。しかも、自分で持ち込んだスナック菓子は食べるくせに、機内で出された軽食は断り、食事はベジタリアンメニューを出せなどと言っている。ただのワガママじゃないかと不快に感じながらのフライトだった。

 

 

最初と最後がちょっと難ありだったが、今回も思い出に残る旅だった。音楽の楽しみ方が増えたり、仲間と曲づくりできたことが一番、そしてメンタル的に少しタフになれたことが、この旅で得たことだと思う。

 

 

日本にいるとすぐまた元の生活や考え方に戻ってしまうんだろうが、短期間でも異なる価値観の中で生活したという経験だけは残る。もしいろいろ嫌になっても、アメリカに行けば、助けてくれる友達が何人かいる。それは今のボクにとって、とても大きなことなのだ。

 

 

 

 

シアトル・タコマ空港内のサブ・ポップのレーベルショップ

 

 

<最後にフードシリーズ>

 

パイク・プレイス・マーケットで行列のピロシキ

 

 

スタバ1号店の行列で配られたジュース

 

これもパイク・プレイスで有名なクラムチャウダー

 

 

 

なぜか昆布茶が流行っているらしい。味は完全にジュース。

 

 

ビスケットと言っていたが完全にハンバーガー

 

 

ポートランドのフードカーで食べた照り焼きチキンライス

 

エースホテルの隣にあるスタンプタウンコーヒーのコールドブリュー

 

ブードゥードーナツ

 

タイラーと最後に食べたメキシカン

 

パイ生地の見えないパイ。後でまた食べようと思ってタイラーの家に忘れた。

 

 

機内で出された珍しい味のベン&ジェリーズ

 

 

 

 

Seattle Vol.4

2019-09-06 Fri 02:15

 

7日目。

 

 

ポートランドからシアトルへは、ボルトバスという格安バスで戻ることにした。車で3時間の距離を20ドルだからかなり安い。

 

 

ホテルをチェックアウトして、バスの出発時刻までの間、ホウソーンというヴィンテージ雑貨やカフェが集まる地区を散策した。もっと密集した地域かと思ったら長い一本道で、店はポツポツとある感じだ。Googleマップを見ながら事前にチェックしていた店などを巡る。アメリカに来ると、日本ではあまりお目にかかれないメキシコ系の雑貨やカフェに出会う。とあるメキシコ系の雑貨屋の奥で、魔王が座るような大きな椅子に出会った。金額と配送問題がクリアできればぜひ買って帰りたかったが、値段は1,500ドル。往復の飛行機代より高い。遠く離れたちっぽけな島国に住んでいることを恨んだ。

 

 

予想外に散策に時間がかかったので、ランチもロクに食べれないままバスに乗ることになった。適当にテイクアウトを買って乗り込んだら、安いだけあって、怪しげな男が乗り込んでいた。途中トイレに行きたくなりバスの後方に行ったところ、扉が開かない。近くで2人分の座席に寝そべっていたその怪しい男が、何かブツブツ言いながら近づいてきた。どうやら「思いっきり引っ張れ」的なことを言っているのだが、そもそもドアのハンドルがない。

 

 

すると男はいきなりガンガン扉を叩き、しまいには蹴りだした。誰か入っているかもしれないし、使えないなら我慢するので問題ないんだが、何のお節介か、ものすごい勢いでトイレをガンガン叩く。ボクが「もういい」と言って座席に戻ったのに、男は運転席まで行って「おい、トイレが使えねえぞ!」的なことを怒鳴っている。いや、もういいんだが、と思いながら、関わらないことにした。

 

 

ラッシュアワーのシアトルの渋滞はひどい。1ブロック進むのに10分近くかかることもある。タイラーとまたビートメイキングをする約束だったので早く会いたかったんだが、全然思うように進まなかった。次の日は早朝に空港に向かわなければならないので、最後の夜はホテルに泊まることにして、チェックインを済ませてから急いでタイラーの家に向かう。

 

 

1週間も経つとバスでの移動にも慣れるもので、迷うことなく家に着いた。2人とも夜ご飯を食べていなかったので、メキシカンのレストランに行った。その後別の店でデザートも食べようということで、生クリームだらけのパイをテイクアウトした。そういえばタイラーはあまり酒を飲まず、普通に食後にデザートを食べるから、飲むことより食べることが好きなボクにとってはありがたかった。

 

 

その後はまたひたすらビートメイキング。メキシカンとパイでお腹いっぱいになり2人とも早々に眠くなったが、それでも3曲つくった。結局シアトルでは9曲をつくることができた。

 

 

ミックスはタイラーに任せ、Uberでホテルに戻ることにした。最後はタイラーとハグ。本当に良くしてくれた。去年初めて出会って、インスタで交流を続けていたものの、こっちは片言英語、そんな奴を家に迎えて約1週間一緒に曲をつくった。序盤は風邪も引いており、時差ボケで車に乗ってもうつらうつらしている。英語も思うように出て来ない。そんな外人をよく受け入れてくれたなと思う。

 

 

タイラーは来年はおそらくLAに移っているとのこと。今度はもう少し広い家に住む予定だと。来年LAに来るなら、また別の知り合いに紹介してやるから、ライブでもやろうと。この時点でもう来年の予定が確定してしまった。

 

 

LAはなんと言ってもビートメイカーの総本山だ。ボクは旅行しながら音楽を楽しみ、ビートメイキングの首都に乗り込むのだと考えたら、すごく充実した人生を送っている気がしてきた。日本では同じような毎日の繰り返しで、このまま何を成すこともなく歳をとって腐っていく気がしていた。だが、アメリカにいる間は、生きている実感が持てた。そしていつもより音楽が楽しかった。聴くことも演奏することも。

 

 

なぜこんなにも感覚が変わるのか不思議だ。日本だって十分アメリカナイズされた社会のはずなのに。感性の合う仲間がいる、ということもあるが、それぞれが自分のやりたいことを貫いていて、だからこそお互いの意思を尊重する、そんな社会だからかもしれない。

 

 

次回は最終回。今までアップしなかったフード系の写真など載せようと思う。

 

 

惚れた椅子

 

 

無事シアトルに帰還

 

 

つづく

 

 

 

 

Portland Vol.2

2019-08-29 Thu 06:27

 

6日目。

 

 

エースホテルはいわゆる高級ホテルではなく、古い建物をリノベーションしてつくったブティックホテルだ。部屋のインテリアがそれぞれ異なり、どんな部屋にあたるか楽しみがある。また、バスルームもジャグジーやウォシュレットなどはないが、アンティークなものが配置されており、古いんだけど古いという印象を与えない。一つ一つにこだわりとセンスを感じる場所だった。

 

 

この日も宿泊はポートランドだったので、エースホテルにもう一泊するか悩んだ。結果的には他のホテルも泊まってみたいという気持ちと、単純にお金の問題で、他へ移ることに決めたが、一度は泊まっておいて良かったと思う。

 

 

隣のスタンプタウンコーヒーでテイクアウトしたコールドブリュー(アイスコーヒー)を持って有名なエースホテルのロビーで、周囲の街の散策予定を立てた。ポートランドに関してはガイドブックまで持ってきていたが、いざ来てみると使わない。コンパクトな街とはいえ、行ってみたい場所はダウンタウンに収まりきらず、各方面に点在している。午後にはまたオマリとビートメイキングの約束があるし、今夜のホテルにチェックインし、スーツケースを持って移動もしなければならない。ボクが行ってみたいお店はダウンタウンよりも郊外の方が多かった。

 

 

そんなわけで、ダウンタウンの中で歩いて行ける場所を、数カ所選び歩き回った。そして感じたことは、他の街に比べて、みんなフレンドリーで優しいということだ。片言英語のアジア人は、それなりの対応をされるというのがボクの今までの印象だ。理解が中途半端なのは事実だし、アジア人が少ないエリアでは、露骨ではなくてもまあ違和感を感じることはある。だが、ポートランドでは、そういう小さな違和感を感じることはほとんどなかった。Keep Weirdの精神が根付いているのだろう。

 

 

夕方になってホテルにチェックインしてから、またマイケルの家へ。すでにオマリも来ていたが、昨日の疲れからか、眠いとか腹減ったとか言っていた。だが、すごいのはその状態でもセッションを始めて誰かがいいフレーズを弾くと、「それだ!」と集中力が一気に上がる。そんな風にしてたちまち一曲仕上がった。

 

 

マイケルはその後脱落してゲームをやり始めたが、オマリとは録音せずにセッションしたりもした。勢いを止めるのがもったいなかったので弾き続けたが、今にして思うとやっぱりスマホで録音でもしておけばよかったと後悔している。それくらいオマリとの演奏は楽しかった。

 

 

その後はピザを取ったりゲームをして過ごした。最後にオマリには、「もっと一緒に曲をつくりたい」と伝えた。たどたどしかったが、その気持ちは十分伝わったと思う。

 

 

その日のホテルはウィラメット川沿いのブティックホテルだった。朝早く起きて川沿いを散歩しようと思っていたが、ボクも相当疲れていたようで、チェックアウト近くまで爆睡していた。

 

 

エースホテル外観

 

 

 

グロテスクなドーナツショップ、ブードゥードーナツの紙袋

 

 

つづく