2018-08-07 Tue 00:42
アメリカに来て3日が経過した。
色々あったので少しずつ整理して書いていく。
まずは飛行機でLAに到着。往路で直行便にしなかったのは、元気があるうちにアトランタとは別の街を回りたかったからだ。LAは乗り換えでしか行ったことがなくて、これまで空港を出たことがなかったので、あえてトランジットを13時間にして観光を楽しむことにした。
空港に着いて早速simカードを装着するも、開通までに2日かかることが判明。ネットをあてにしてロクに調べもしないで来たので、車社会のLAで後に困ったことになる。ダウンタウンでどれくらいWi-Fiスポットがあるのかも分からない。
まあアメリカだからなんとかなるだろうと、友人に聞いたおすすめスポットを回ることにする。サンタモニカピア、コンテンポラリーアートのThe Broad、そして買い物スポットでアボット・キニーに行ければ十分だろうということになった。
それぞれ距離があるのでUberを使う。日本では使ったことがなかったが、Uber Poolという相乗りにすると安く移動できる。
サンタモニカピアはとてもとても綺麗なビーチだった。一人で来るにはもったいない場所。おまけにボクは機内に持ち込むシンセを抱えている。黒づくめで大きな荷物を抱えたアジア人がビーチを歩いているんだからさぞ奇妙な光景だったろう。
さてここからが問題だ。次までの移動にWi-Fiスポットがない。確か手前にマックがあったなと思い出す。これはYouTuberのアメリカ横断から得た知識だ。マックは重要なWi-Fiスポット。
The Broadでは村上隆、草間弥生、ウォーホル、バスキア、キース・ヘリングなどを見た。一番印象に残ったのが村上隆の地獄絵図だったのは意外だったが、アメリカならでは大作群はさすがだった。日本には、スペースがない。
そのままウロウロして近所のグランドセントラルマーケットでタコスを食べた。美味しかったけどなんだかアジアの夜市みたいな雰囲気だった。
さらにそこからオシャレスポット、アボット・キニーへ。ところがWi-Fiがなかなか見つからない。やっとの思いでUberを呼んでも途中で切れてキャンセル扱いになってしまった。ここで40分くらいロスしているうちにどんどん時間がなくなった。
ロスの渋滞はなかなかのものだ。運転手がFのつくセリフを繰り返していた。
アボット・キニーに着いた頃にはもう乗り換えの時間が迫っていた。白人のオシャレな男女が行き交う中をすり抜けて、また無料のWi-Fiを探す。なかなか見つからず焦ったが、しばらく歩いてなんとか捕まえた。
アトランタ行きの飛行機を待っていると、ここで一つのことに気がついた。アジア人が全くいない。勝手な思い込みでどこにでも日本人や中国人がいると思っていた。それが全く姿が見えない。あまり気にしたことはなかったが、心のどこかにアジア人がいることへの安心感があったような気がした。つづく