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Portland Vol.2

2019-08-29 Thu 06:27

 

6日目。

 

 

エースホテルはいわゆる高級ホテルではなく、古い建物をリノベーションしてつくったブティックホテルだ。部屋のインテリアがそれぞれ異なり、どんな部屋にあたるか楽しみがある。また、バスルームもジャグジーやウォシュレットなどはないが、アンティークなものが配置されており、古いんだけど古いという印象を与えない。一つ一つにこだわりとセンスを感じる場所だった。

 

 

この日も宿泊はポートランドだったので、エースホテルにもう一泊するか悩んだ。結果的には他のホテルも泊まってみたいという気持ちと、単純にお金の問題で、他へ移ることに決めたが、一度は泊まっておいて良かったと思う。

 

 

隣のスタンプタウンコーヒーでテイクアウトしたコールドブリュー(アイスコーヒー)を持って有名なエースホテルのロビーで、周囲の街の散策予定を立てた。ポートランドに関してはガイドブックまで持ってきていたが、いざ来てみると使わない。コンパクトな街とはいえ、行ってみたい場所はダウンタウンに収まりきらず、各方面に点在している。午後にはまたオマリとビートメイキングの約束があるし、今夜のホテルにチェックインし、スーツケースを持って移動もしなければならない。ボクが行ってみたいお店はダウンタウンよりも郊外の方が多かった。

 

 

そんなわけで、ダウンタウンの中で歩いて行ける場所を、数カ所選び歩き回った。そして感じたことは、他の街に比べて、みんなフレンドリーで優しいということだ。片言英語のアジア人は、それなりの対応をされるというのがボクの今までの印象だ。理解が中途半端なのは事実だし、アジア人が少ないエリアでは、露骨ではなくてもまあ違和感を感じることはある。だが、ポートランドでは、そういう小さな違和感を感じることはほとんどなかった。Keep Weirdの精神が根付いているのだろう。

 

 

夕方になってホテルにチェックインしてから、またマイケルの家へ。すでにオマリも来ていたが、昨日の疲れからか、眠いとか腹減ったとか言っていた。だが、すごいのはその状態でもセッションを始めて誰かがいいフレーズを弾くと、「それだ!」と集中力が一気に上がる。そんな風にしてたちまち一曲仕上がった。

 

 

マイケルはその後脱落してゲームをやり始めたが、オマリとは録音せずにセッションしたりもした。勢いを止めるのがもったいなかったので弾き続けたが、今にして思うとやっぱりスマホで録音でもしておけばよかったと後悔している。それくらいオマリとの演奏は楽しかった。

 

 

その後はピザを取ったりゲームをして過ごした。最後にオマリには、「もっと一緒に曲をつくりたい」と伝えた。たどたどしかったが、その気持ちは十分伝わったと思う。

 

 

その日のホテルはウィラメット川沿いのブティックホテルだった。朝早く起きて川沿いを散歩しようと思っていたが、ボクも相当疲れていたようで、チェックアウト近くまで爆睡していた。

 

 

エースホテル外観

 

 

 

グロテスクなドーナツショップ、ブードゥードーナツの紙袋

 

 

つづく