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ずんだ坂

2019-10-11 Fri 23:26

 

嫌な夢を見て気分が悪くなった。

 

 

目の前に見たくない光景が広がっていて、ボクはそこから逃れようと足早に去った。できるだけ遠くに行きたいと思って進むんだが、そこに突然、ずんだ餅で埋め尽くされた坂が現れた。

 

 

「なんでこんなところにずんだが?」と一瞬思ったが、そんなことよりとにかく逃げたかった。後戻りはできないから一生懸命登るんだが、進めば進むほど餅がまとわりついて足が重くなる。坂の上は一向に見えない。とうとう一歩も歩けなくなったところで、目が覚めた。

 

 

汗をびっしょりかいていた。そこから一日中夢の意味を考えた。

 

 

後ろの光景は現実とリンクしているから分かる。じゃああのずんだ坂は何を表しているのか。人間関係のような気もするし、もっと別の環境のような気もする。

 

 

せっかく台風が来るのなら、いっそ全部吹き飛ばしてもらいたいと思った。ずんだもボク自身も。

 

 

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夜になって、雨の中パン作りに行ってきた。面白い女子2人に話しかけられて気分を取り直した。

 

 

頼みもしないのに、勝手にプライベートなことを根掘り葉掘り聞いてはアドバイスしてきた。悪い気はしなかったので、ボクも素直に答えた。

 

 

帰り際に2人が「今日来てよかったね」と話していた。ボクのしょうもない話を楽しんでもらえたならよかった。

 

 

ずんだ坂の記憶はちょっとだけ薄らいだ。またどこかで2人に会ったら爆笑されそうだが、その時は「人違いです」と言ってやろうと思う。